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すいパラ~ジャズスタンダード編
総合難易度(レベル)
編曲者 | 前田 憲男(マエダ ノリオ) |
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作曲者 | Irving Berlin |
楽曲解説 | ミュージカルの作曲家として数多くの作品を残しているアーヴィング・バーリンが、1926年に書いた曲。同年ミュージカル「ベッツィー」で使用され、翌1927年にベン・セルヴィンが、映画「ジャズ・シンガー」でアル・ジョルスンが、1946年にも映画「ブルー・スカイズ」のタイトル・ソングとしてビング・クロスビーが歌って大ヒットを記録、1998年にも映画「パッチ・アダムス」で使用されており、これまで何度も陽の目を浴びてきた人気楽曲です。アーヴィングは、"アメリカのシューベルト"(ガーシュイン命名)と呼ばれるほど数多くの名曲を残しています。 |
総合難易度(レベル) | ![]() |
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TP最高音 | C |
ソロ | 1st Tenor Saxophone in B♭(難易度: ![]() ![]() |
鍵盤打楽器 | Vibraphone (Marimba)※( )内の楽器は省略可 |
使用パーカッション | Congas、Cowbells、 Tambourine、 Maracas、Wood Block |
構成 | Piccolo×1、1st & 2nd Flutes×2、(Oboe×1)、1st & 2nd &3rd Clarinets in B♭×3、 Bass Clarinet in B♭×1、1st Alto Saxophone in E♭×1、2nd Alto Saxophone in E♭×1、 1st Tenor Saxophone in B♭×1、2nd Tenor Saxophone in B♭×1、Baritone Saxophone in E♭×1、 1st Trumpet in B♭×1、2nd Trumpet in B♭×1、3rd Trumpet in B♭×1、4th Trumpet in B♭×1、 1st & 2nd Horns in F×2、3rd & 4th Horns in F×2、1st Trombone×1、2nd Trombone×1、 3rd Trombone×1、4th Trombone×1、Euphonium×1、Tuba in C×1 、Piano×1、 Electric Bass×1、 Drums×1、Latin Percussion×5、Chromatic Percussion ×1 ※( )内の楽器は省略可 |
演奏にあたって [アレンジャーより] |
全編に渡ってラテンリズムの軽快さに乗って演奏してください。 ソロは書き譜ですが、併記されているコード進行を基に、自前のアドリブに挑戦してみても面白いはずです。 (もちろん、指定楽器以外でもアイデア次第です。) 絶えず、跳ねている事を意識して演奏してください。 (前田 憲男) |
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リズムセクションの ポイント [プロデューサーより] |
マスターリズムは、アフロキューバンリズムに乗ったリリカルなダンスミュージックに仕上げてあります。 キレのあるアフロリズムをパーカッションとドラムで、役割を分けて、4小節のソロをリズムに乗って演奏してください。ベースとピアノとパーカッションで、アフロキューバンリズムの軽快さを徹底的に追求してください。 (奥田英人) |
アレンジャープロフィール
前田憲男(まえだのりお)
幼少の頃より父親から読譜を学び、以後、独学でピアノを習得。高校卒業と同時に関西のライヴでプロ入りをする。1955年に上京。沢田俊吾とダブルビーツを経て、1957年から名門ウエストライナーズに在籍する。 この頃からピアニストとしての評価は大変なものであったが、徐々にアレンジャーとしての才能を発揮し、国内のジャズ、ポピュラー・シンガーのステージ、レ コーディング、TV番組等の幅広い分野で活躍する。1975年からNTV番組にレギュラー出演し、大橋巨泉とユニークなトークを展開、人気を博す。1977年からTBS「サウンドインS」の音楽監督を始めとし、テレビ東京「ポップス倶楽部」、フジTV「ミュージックフェア」、NHK「ザッツ・ミュージック」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等の音楽を担当し、今日に至るまで第一線で活躍中である。1980年、日本最高のジャズメンを集めたウインドブレイカーズを結成。このビッグコンボは、結成来不動のメンバーで、今年22周年を迎え、そのライヴ・スポットでの人気は、22年連続超満員の記録を、目下更新中である。1981年、東京音楽祭「最優秀編曲賞」受賞。1983年、レコード大賞「最優秀編曲賞」受賞。ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」受賞。この22年間のあいだ、ジャズ専門誌スイングジャーナルの編曲部門でポール・ウィナーに選ばれ、その高度な音楽理論に裏打ちされた作品・編曲をわが国が 世界に誇れる、最高峰のミュージシャンである。 近年は、多岐にわたる編曲活動の傍ら、その間隙をぬって上記のウインドブレイカーズ、自己のトリオ、前田憲男・羽田健太郎・佐藤允彦の三人による「トリプ ルピアノ」等の演奏活動の他、Bunkamuraオーチャードホールにて、1989年より1999年まで毎年、東京フィルハーモニーオーケストラを指揮す る「TOPS」として独自のシンフォニック・ポップスコンサートを展開し、内外の高い評価を得た。