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すいパラ~ジャズスタンダード編
総合難易度(レベル)
編曲者 | 貫田 重夫(ヌキタ シゲオ) |
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作曲者 | Count Basie |
楽曲解説 | カウント・ベイシー作曲、エディ・ダーハム&バスター・スミス編曲、カウント・ベイシー楽団のテーマ・ソングとしても有名なジャンプ・ナンバー(1937年)。同楽団のほとんどのステージのクロージング・テーマとして、この曲が使用されてきています。タイトルの由来は諸説ありますが、無名時代のベイシーが出演していた深夜ラジオ番組のエンディング・テーマだったから、というのが有力。近年欧州を中心に広がるエレクトロ・スウィング・ムーヴメントの中で、再び脚光を浴びつつあるのが面白い。 |
総合難易度(レベル) | |
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TP最高音 | D♭ |
ソロ | Marimba(Xylophone) (難易度: ) 1st Trombone (難易度: ) 1st Tenor Saxophone in B♭ (難易度: ) |
鍵盤打楽器 | Marimba(Xylophone)※( )内の楽器は省略可 |
使用パーカッション | Triangle 、 Tambourine、 Congas |
構成 | Piccolo×1、1st & 2nd Flutes×2、Oboe×1、1st & 2nd &3rd Clarinets in B♭×3、 Bass Clarinet in B♭×1、1st Alto Saxophone in E♭×1、2nd Alto Saxophone in E♭×1、 1st Tenor Saxophone in B♭×1、2nd Tenor Saxophone in B♭×1、Baritone Saxophone in E♭×1、 1st Trumpet in B♭×1、2nd Trumpet in B♭×1、3rd Trumpet in B♭×1、4th Trumpet in B♭×1、 1st & 2nd Horns in F×2、3rd & 4th Horns in F×2、1st Trombone×1、2nd Trombone×1、 3rd Trombone×1、4th Trombone×1、Euphonium×1、Tuba in C×1 、Piano×1、 Contrabass in C×1、 Drums×1、Latin Percussion×3、 Chromatic Percussion ×1 |
演奏にあたって [アレンジャーより] |
オリジナルのピアノイントロではなく、マリンバで指定していますが、ピアノとのユニゾンでも可能です。 必ず、イントロでスウィングさせてください。 テーマのあと、[H]で一旦、~p~に落として徐々に徐々に、ラストに向かって~fff~へ盛り上がりましょう。 (貫田 重夫) |
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リズムセクションの ポイント [プロデューサーより] |
ご機嫌にスウィングする素敵なダンスミュージックに仕上げています。マスターリズムは、2&4ビート・スウィング。2・4をはっきり出して、ホーンセクションをリードしましょう。Tuttiの前にFillで誘い込んでください。そのときに3連符での表現が、とても大事になります。ppp~fffまで使い分けましょう。フォルテがラウドにならないように注意しましょう。 (奥田英人) |
アレンジャープロフィール
貫田重夫(ぬきたしげお)
作・編曲・演奏家。 1949年、山口県田布施町出身。1976年、テナー・サックス奏者として、 「宮間利之とニューハード」の入団を経て、「見砂直照と東京キューバンボーイズ」、「岡本章生とゲイスターズ」、「奥田宗宏とブルースカイダンスオーケストラ」など数々のビッグバンドに入団。現在、「奥田"スインギー"英人&ザ・ブルースカイオーケストラ」のコンサートマスターとして活躍中。アルト・ソプラノ・テナーサックス、フルート、クラリネットすべてをこなし、「カリビアンブリーズ」ではソロ・ヴォーカルも担当した。その活動範囲も広く、ジャズ・ポピュラー・ラテン・演歌・その他と、マルチ・プレーヤーぶりを発揮している。サックス奏者としては、特に非常に高い評価を得ており、豪快そのもののテナーサックスや繊細なアルトサックス、煌びやかなフルートとオールウインドを自由自在に使いこなすマルチプレーヤー。作・編曲家としても、各アーティスト、バンド、アマチュア・バンド等に、数多くの作品を提供している。