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すいパラ~ジャズスタンダード編
総合難易度(レベル)
編曲者 | 貫田 重夫(ヌキタ シゲオ) |
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作曲者 | Kenny Dorham |
楽曲解説 | ジャズ・トランペッター、ケニー・ドーハムが、ジョー・ヘンダーソンのために書き下ろし、彼の初リーダー・アルバム『ページ・ワン』(1963年)に収録されたボサノバ・ジャズの名曲。ドーハムが1961年に訪れたリオ・デ・ジャネイロのジャズ・フェスからの影響とか、シャンソン「パリの空の下」を下敷きにしているのでは、とか言われていますが、いずれにせよシンプルかつ美しいコード進行と哀愁漂うメロディを擁するこの楽曲の人気は、根強いものがあることは確かです。 |
総合難易度(レベル) | |
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TP最高音 | D♭ |
ソロ | 2nd Trombone(難易度: ) 2nd Trumpet in B♭ (難易度: ) |
鍵盤打楽器 | Vibraphone(Marimba)※( )内の楽器は省略可 |
使用パーカッション | Congas(&Timbales)、 Shaker、Claves、 Wind Chime、 Agogo、Triangle 、Cowbells ※( )内の楽器は省略可 |
構成 | Piccolo×1、1st & 2nd Flutes×2、Oboe×1、1st & 2nd &3rd Clarinets in B♭×3、 Bass Clarinet in B♭×1、1st Alto Saxophone in E♭×1、2nd Alto Saxophone in E♭×1、 1st Tenor Saxophone in B♭×1、2nd Tenor Saxophone in B♭×1、Baritone Saxophone in E♭×1、 1st Trumpet in B♭×1、2nd Trumpet in B♭×1、3rd Trumpet in B♭×1、4th Trumpet in B♭×1、 1st & 2nd Horns in F×2、3rd & 4th Horns in F×2、1st Trombone×1、2nd Trombone×1、 3rd Trombone×1、4th Trombone×1、Euphonium×1、Tuba in C×1 、Piano×1、 Electric Bass×1、 Drums×1、Latin Percussion×7、Chromatic Percussion ×1 |
演奏にあたって [アレンジャーより] |
ゆったりしたテンポなので、速くならないように心がけて下さい。(フレーズを正確に演奏することで、速くなったり遅くなったりしなくなります。ストレートなメロディを歌い上げてください。) 前半の3管フレーズは、挑戦したいパートが居れば、別楽器でもチャレンジしてみてください。 ボサノヴァからソンゴまであるので、そのときに演奏されているリズムに合わせた盛り上げ方(アーティキュレーション)を駆使してください。 (貫田 重夫) |
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リズムセクションの ポイント [プロデューサーより] |
マスターリズムは、ニューヨークサンバ風(16ビートサンバ系)を使用。 前半は3管フレーズなので、厳か、かつ、しっとりと演奏。ドラムのBD(キック)の四分音符を基調に、十六分音符を正確に演奏してください! タンボリン、コンガ、シェイカー、アゴゴ等ラテン楽器が決めフレーズになります。 後半は、ソンゴも出てくるので、抑揚を沢山つけるように心がけましょう。 (奥田英人) |
アレンジャープロフィール
貫田重夫(ぬきたしげお)
作・編曲・演奏家。 1949年、山口県田布施町出身。1976年、テナー・サックス奏者として、 「宮間利之とニューハード」の入団を経て、「見砂直照と東京キューバンボーイズ」、「岡本章生とゲイスターズ」、「奥田宗宏とブルースカイダンスオーケストラ」など数々のビッグバンドに入団。現在、「奥田"スインギー"英人&ザ・ブルースカイオーケストラ」のコンサートマスターとして活躍中。アルト・ソプラノ・テナーサックス、フルート、クラリネットすべてをこなし、「カリビアンブリーズ」ではソロ・ヴォーカルも担当した。その活動範囲も広く、ジャズ・ポピュラー・ラテン・演歌・その他と、マルチ・プレーヤーぶりを発揮している。サックス奏者としては、特に非常に高い評価を得ており、豪快そのもののテナーサックスや繊細なアルトサックス、煌びやかなフルートとオールウインドを自由自在に使いこなすマルチプレーヤー。作・編曲家としても、各アーティスト、バンド、アマチュア・バンド等に、数多くの作品を提供している。